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■ ボリビア公演・ラパス(受入 : ラパス日本人会)
■ ボリビア公演・サンタクルス(受入 : サンタクルス中央日本人会)
■ ペルー公演・リマ(受入 : ペルー日本人会)
-<< ブラジル公演 ■ 総括 今回は24日間、3ヶ国9都市で「かみなり」を13回公演、老人ホームや学生に対してのデモンストレーションが5回、大道芸を4箇所5回、レクチャーとデモンストレーションを3回、合計で26回のステージをこなしてきた。これだけ長期にわたるハードな日程を組んだのは、もう滅多に行けないだろうし、今行かないと日系1世の方々が亡くなられてしまうだろうという思いからだった。 様々な関係者の協力を得て、日本からの文化使節が滅多にまわらないところへ行くことができ、新たにいろいろな人と出会えた。また現地の要請で今回初めてワークショップやレクチャーとデモンストレーションを開いたが、かなり興味を持ってもらうことができたし私達にとっても大きな経験になった。南米の演劇・人形劇の情報はなかなか日本まで伝わらないので、僅かながらでも彼等と交流できたのは有意義であった。折角できた関係を、少しずつでも太いものに育てていければと思っている。 情報をまとめると
またこの他にボリビアやペルーの劇団の人に会った。ボリビアの劇団は、共同作業をしながら芝居を創作、現在はボリビアの少数民族の中に入って共同で創作しているそうだ。今その劇団の台本を送ってもらっている最中で、演劇協会などと共に新しい関係をつくっていければと考えている。 公演には関係ないことだが、今回の旅で1世も含めた日系人から生の声を聞くことが出来たのは大きな収穫だった。相当つらい経験をカラリと言われるのだが、それだけに重みを感じてしまった。 各地とも日本からの文化使節を待っているのは、今回も同じだった。私達のあと文楽の公演があったが、チケットが高過ぎて日系人には手が出せないとのことだった。派遣のあり方について考えさせられる言葉だった。 2002年「江戸糸あやつり人形」南米公演 助成 : 国際交流基金 企業メセナ協議会 協賛 : 美装株式会社・味の素株式会社・沖電気工業株式会社・株式会社資生堂 日商岩井国際交流基金・サンストリート・ヴァリグ ブラジル航空 >> 国際交流基金派遣事業「大道芸デモンストレーション」(10月10日〜11月6日) |